十一号
- 「祐範本古事記の系統(承前)」小野田 光雄
- 「志良宜歌―歌曲名攷― 」賀古 明
- 「日本紀和歌略注および古事記和歌略注―賀茂真淵の古事記研究の一考察―」藤井 信男
- 「造化三神について」望月 一憲
- 研究年表(昭和三十八年) 菅野 雅雄
十二号
- 「表記形式より見たる古事記構成上の問題点」石塚 晴通
- 「国生み神話の一考察」菅野 雅雄
- 「石見国風土記、その偽書的構造」八木 毅
- 研究年表(昭和三十九年) 菅野 雅雄
十三号
- 「古事記をめぐる諸問題―日光大会に寄せて―」神田 秀夫
- 「古事記の構成と主張」梅沢 伊勢三
- 「「祐範本古事記の系統」補註―林宗二と古事記―」小野田 光雄
- 「久米歌の一問題―「われ」の発想を中心に―」市川 良輔
- 「日本書紀・古事記の仮名語彙(寄語を含む)の比較研究をして」富山 民蔵
- 「地名「葛飾」の清濁をめぐって」鶴 久
- 「古事記の敬語―「坐」を中心に―」和田 義一
- 「古事記の「見立て」について」毛利 正守
- 「古事記に於ける「天之」に就いて」砂入 恒夫
- 研究年表 畠山 豊
十四号
- 「大山津見神と大三島―古事記国生みの「大島」は大三島か―」荻原 浅男
- 「三嶋神考」三島 安精
- 「「神世」「神代」について」石井 庄司
- 「古事記上巻中の不明の神名に就いてⅠ」神田 秀夫
- 「天皇命等之御命」望月 一憲
- 「罪と災」青木 紀元
- 「古事記文字復元序説―底箇男命・〔此王字以音〕など―」小野田 光雄
- 「記紀の比較―御陵墓記事を中心として―」西川 順土
- 「欽明紀以後の歌謡―推古紀まで―」賀古 明
- 「古代道行考」鈴鹿 千代乃
- 「古事記の敬語補助動詞」和田 義一
- 研究年表(昭和四十一・四十二年度) 武藤 美智子
十五号
- 「古事記と私」喜寿翁 久松 潜一
- 「筑紫・熊襲・日向」古稀翁 倉野 憲司
- 「三輪山説話の一形態―豊後緒方氏の伝承―」緒方 惟精
- 「記注大后号考―併せて息長帯日売命の物語―」川副 武胤
- 「古事記行文私解」西宮 一民
- 「吉田定房卿古事記所望の頃―古事記受容史覚書―」小野田 光雄
- 「『古事記』総数注試案」野口 武司
- 「尾張鈴屋門の古事記研究―植松茂岳を中心として―」尾崎 知光
- 「賀茂真淵の記紀歌謡注釈」河野 頼人
- 研究年表(昭和四十三・四十四年) 武藤 美智子
十六号
- 「国譲り神話の周辺」畠山 兼人
- 「八尋白智鳥考―白鳥と千鳥と―」岡部 直裕
- 「龍王とヲロチ―大雲経管見―」青木 紀元
- 「纏向の日代の宮のたたへごと」尾崎 知光
- 「風土記と延喜式」秋本 吉徳
- 「斎藤彦麿の古典研究―「万葉爪印」について―」河野 頼人
- 「出雲国風土記にみえる古事記神話の神々の面影」加藤 義成
- 「品■真若王攷」砂入 恒夫
- 学会記事
十七号
- 「邪馬臺・倭・大和―『魏志』倭人伝と日本上代文献―」西宮 一民
- 「本牟智和気命伝承における出雲世界」加藤 義成
- 「「十足」について」砂入 恒夫
十八号
- 「古事記吉野考―国県邑里考序説―」川副 武胤
- 「古事記における説話性について」八木 毅
- 「風土記神話試論―伊和大神をめぐって―」秋本 吉徳
- 「倉野憲司博士著『古事記全註釈』続刊決定について」青木 紀元
十九号
- 「久松潜一先生と古事記学会」藤井 信男
- 「天語歌と纏向の日代の宮」次田 真幸
- 「記序、天武の詔についての一考察」梅沢 伊勢三
- 「帝紀序説―帝紀の名義・分量・文体について―」徳光 久也
- 「古事記の表記と安万侶の撰録」尾崎 知光
- 「風土記神話試論(二)―伊和大神をめぐって―」秋本 吉徳
- 「大物主神についての一考察」壬生 幸子
- 「「かはほり」について―斎藤彦麿の「古事記燈」弁駁―」河野 頼人
- 「木下祝夫宮司と独訳古事記」倉野 憲司
- 「梅沢『続記紀批判』について」望月 一憲
- 研究年表 青木 周平
二十号
- ―創立二十五周年特集―
- 「古事記の用字用法について―「復奏」「幸行」など―」藤井 信男
- 「太ノ安万侶の「勲五等」について」神田 秀夫
- 「素戔嗚尊の性格」三谷 栄一
- 「氏族系譜から見た帝紀」徳光 久也
- 「「津見」の考」加藤 義成
- 「古事記の大神」西川 順土
- 「フツヌシの神からタケミカヅチの神へ」尾崎 知光
- 「古事記の成立」大和 岩雄
- 「神武記の構想―大和入り説話を中心にして―」菅野 雅雄
- 「古代のコシの国とヤマト」和田 義一
- 「柱と橋」茂木 貞純
- 「中臣寿詞の「麻知波弱韮」について」青木 紀元
- 「日本霊異記と記紀」八木 毅
- 「アシハラシコヲについての一考察―播磨国風土記を手がかりとして―」秋本 吉徳
- 研究年表―昭和四十九・五十年度― 青木 周平